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あ -- あ (2006-06-11 13 21 45) あ -- あ (2006-06-11 13 21 59) 腐乱さんいつ戻ってくるのかな・・・・ -- ゆうたん♪ (2007-11-22 19 05 58) 幸せにな -- 名無しさん (2011-05-07 09 41 56) 名前 コメント
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【名前】 クロス・エリュシオン 【役職】 みんなの妹 【よく使用するクラス】 ブレイバー・フォース 【種族】 デューマン 女 【コメント】 お兄ちゃんのためならなんでもやるよ☆(ゝω・)v あたしにはお兄ちゃんしかいないの。 だからね、お兄ちゃんはあたししか観ちゃダメなんだよ? もし他の女に触れたら……わかるよね?お兄ちゃん♪
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女子高生シーサーペント シークレットレア 必要魔力 20 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 4692 7055 11747 8000 誕生日 5月15日 身長 130cm 体重 32kg 3サイズ スキル 学園聖域効果 状態異常を高確率で回避する 親愛度 コメント 低 どうかな…変じゃないよね?お兄ちゃんと一緒に学園生活を過ごしてみたくて、あたしも準備してみたんだけど…あ、それじゃあ二人で一緒に登校しよっか…えへへ〜、楽しみ楽しみ♪ 中 この間、あたしとお兄ちゃんが二人で歩いてる姿を見たおじいちゃまが「兄妹みたいだ」って言ってた…ひどいよね…せめて、カップルとかがよかったのに…でも、お兄ちゃんの妹っていうポジジョンも悪くないかも… 高 なんだかとっても幸せな気分…こうやってお兄ちゃんと歩いているだけで、胸がドキドキする。おじいちゃまが言ってた…これって、恋をした人特有のものなんだって。お兄ちゃんはどう…?胸、ドキドキしてる…? 嫁 あたし、制服を着てから少し積極的になれた気がする…だって、こうしてお兄ちゃんに気持ちを伝えることができたんだもん。あたしが好きになった相手がお兄ちゃんで、本当によかった! 親愛度 セリフ 低 制服の女の子に男の人はクラっとなるっておじいちゃまが… ど、どう…?似合ってるかな…? 制服姿で海辺を走る…青春って感じがする! お兄ちゃんと手を繋いで海辺を走りたいの! 中 お兄ちゃん、この問題がわからないんだけど…教えて…? うーん…ちょっと子どもっぽいかな…? 妹みたいって…嬉しいような悲しいような… バトルは…制服が汚れちゃうからあんまり… 高 今日のお弁当は海鮮丼だよ、お兄ちゃん! あたし、水泳の授業なら学年で一位になれるよ! 制服のまま戦ったら、ほら…み、見えちゃうし… おうちに帰ったら、勉強を教えてほしいの… 嫁 学生のうちに結婚って…ちょっとロマンチックだよね♪ お兄ちゃんのおかげで、少し大人になれた気がする…! あたしの気持ち…受け取ってくれて、ありがと これからは恋人らしいこともたくさんしようね! スキンシップ後 朝 制服姿でチュー…なんか、照れちゃうね… 夜 ん…制服のまま寝たら…ダメ、だよね…スヤァ… なでなで なんだか、青春って感じがする…! その他 誕生日 あたしの誕生日、覚えててくれたんだね…! 制服姿でチュー…なんか、照れちゃうね… -- 朝 (2015-03-30 14 35 05) 親愛度:高コメント「なんだかとっても幸せな気分…こうやってお兄ちゃんと歩いているだけで、胸がドキドキする。おじいちゃまが言ってた…これって、恋をした人特有のものなんだって。お兄ちゃんはどう…?胸、ドキドキしてる…?」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 03 30) 親愛度:高セリフ「おうちに帰ったら、勉強を教えてほしいの…」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 04 36) 親愛度:高セリフ「あたし、水泳の授業なら学年で一位になれるよ!」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 05 19) 親愛度:高セリフ「制服のまま戦ったら、ほら…み、見えちゃうし…」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 05 59) 親愛度:高セリフ「今日のお弁当は海鮮丼だよ、お兄ちゃん!」 -- 名無しさん (2015-05-15 19 06 25) 名前 コメント
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447 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 11 43.44 ID RDMyGuJJ [4/10] 第一話「お兄ちゃんには、秘密の恋人がいる!」 「わあ、廊下がすっごい綺麗だね、お兄ちゃん」 「そうだなあ。まだ新設されて数年らしいからな」 真新しい白いペンキが塗られた廊下を、私の愛しのお兄ちゃん、宇佐美圭吾と歩いている。 まだ創設されて今年で3年目という新しい学園、ここに明日から私は通うことになるのだ。 お兄ちゃんの後輩として。 「明日からまた一緒に通学できて穂乃美はとっても嬉しいよ。 お兄ちゃんとずっと会えない学園生活は……すっごく辛かったな」 「ははっ、大げさだな穂乃美は。 それにいくら同じ学園に通ってるからって、 学年も違うし俺は生徒会にも所属してるからそうそう構ってやれないぞ?」 圭吾お兄ちゃんはいつもの優しい笑顔を私に向けてくれている。 ああ……格好良いなあ。これから毎日昼間もいつでもこの笑顔に会いに行けるんだなあ。 って、今、お兄ちゃん、なんて言った? 「お兄ちゃん、生徒会に入ってたの?」 これは私も初耳です。なんてことでしょう。 お兄ちゃんのことなら何でも知ってるし知りたいと自負している私としたことが。 「ん、ああ、まあな。去年まではお手伝いというか下働きというか、 そういうことしてたんだけど、今年からはきちんと副会長として、な」 「お兄ちゃんが生徒会副会長……ああ、朝礼で堂々と立って挨拶をするお兄ちゃん」 「そういうのは会長のクレハさんのすることだけどな」 クレハさん……つまり女の人かな。お兄ちゃんの上司でもあり、 何の理由もつけなくてもお兄ちゃんと一緒にいられることができるポジション。 なんとうらやまけしからん地位にいる人だろう。 ハラスメントをしないかどうか私が監視しないと。 448 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 14 28.47 ID RDMyGuJJ [5/10] 「ふーん、生徒会かぁ……。ねえ、お兄ちゃん? 私も生徒会のお手伝いをしてもいいのかなぁ?」 「え? そりゃあ別にいいけど、何も好きこのんで来るところじゃないぞ。 うちの学園は部活だっていっぱい揃ってるし」 「いいよそんなの。私は運動が得意というわけでもないし、 絵や音楽だって好きでも才能があるわけでも無いんだもん。 それよりお兄ちゃんが生徒みんなのために頑張ってるのなら、 私もそのお手伝いがしたいの!」 「そっかー。そこまで言ってくれるなら嬉しいな。 入学してしばらく立ったら案内するから生徒会室に来てくれるか?」 「うん! 絶対だよ、お兄ちゃん」 これで新入生という立場ながらもお兄ちゃんの傍にいられる目途がたちました。 私の学園生活にはバラ色の絨毯が卒業まで敷かれているに違いありません。 ……そう思っていました。このときには、まだ。 「さて、案内はまあ大体こんなもんか。 ……あ、穂乃美ちょっとごめん。ちょっと行ってくるな」 お兄ちゃんはトイレを指して苦笑しました。 私は「うん、いいよ。ここで待ってる」と行って笑顔で見送ります。 お兄ちゃんが秘密のお部屋で用を足している間、(トイレの盗撮は自宅だけで事足りるし) 私は今後の生活の予定を詰めないといけません。 449 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 17 27.31 ID RDMyGuJJ [6/10] 学園生活における兄妹の関係を進展させるべく、 起こすべきイベントの選別と条件を考察していたとき、 私のケータイが着信音を鳴らしました。 ……誰でしょう、大切な思考をしているときに。 舌打ちを鳴らしながら(お兄ちゃんの前では決してしません)、 ケータイを取り出すと、画面の表示には愛しのお兄ちゃんという表示が。 そういえばこの音楽もお兄ちゃん専用曲でした。気づけよ私。 どうしたんだろう? トイレから出られなくなったり大きい方をしたら紙が無いのに気づいたとかかな? と私は笑いながら着信ボタンを押しました。が、 『初めまして、圭吾さんの妹さん』 耳に聴こえてきたのは、人間のものではない、機械を通したようなデジタルな乾燥した音声でした。 とっさのことに私は思考を停止し、息を吸い込んだだけで返答につまります。 『穂乃美さん、ですね。今日は圭吾さんと学園で過ごしてとても楽しそうで』 「あなたは、誰ですか。どうしてお兄ちゃんのケータイで私に?」 これ以上、この人に喋らせていたら私はとても不快な事を聞くはめになる。 そんな予感がひしひしとすると、喋らずにはいられませんでした。 『私は、圭吾さんの恋人です。お付き合いさせてもらっています』 それを聞いたとき、私の視界が色褪せ、揺れ始めました。 お兄ちゃんの……こい、びと? 『そう、恋人。圭吾さんと想いを交し合い、ときには身体を触れ合い、心を通わせる、 特別な男女にのみ許された、そんなとても気持ちの良い関係です。 あなたも、圭吾さんにそんな感情を抱いていますね? 一緒に学園内を圭吾さんと歩くあなたは、彼に対して女性の表情を向けていました』 450 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 20 02.41 ID RDMyGuJJ [7/10] この電話の主は、今日一日中、私とお兄ちゃんを見ていた……? そしてそれだけで私のお兄ちゃんへの気持ちを見抜いている。 『でも、それは決して叶わない願いです。 あなたは圭吾さんの実の妹。そして圭吾さんとわたしは愛し合っています。 理由あって、交際していることは周囲に口外はできませんが。 それでもわたしは、自分が愛している圭吾さんに近づくあなたに、こう言うことができます』 電話の向こうで息を吸う音がした後、 『圭吾さんはわたしのもの。あなたは彼に近づかないで』 抑揚の無い声だったけど、しっかりと私の耳から脳内の奥深くまで届きました。 ……ああ、最悪だ。明日からお兄ちゃんとバラ色の学園生活を夢見ていたのに、 どうやら終わりの見えない悪夢がこれから始まるみたい。 『わたしだけが圭吾さんを愛し、彼から愛される資格があります。 妹のあなたには一生、得ることは叶いません。 どうか、兄妹の分を越えないように。一線を守るなら、わたしはあなたに友好的になれるでしょう』 「……言いたいことは、それだけですか?」 私は言葉の冷たさでこの女を殺せるなら殺したいと思いました。 「名乗りもしないくせに、随分と言ってくれましたね。 自称お兄ちゃんの恋人さん? お兄ちゃんから盗んだケータイで勝手な妄想話をでっちあげて」 『妄想と思うのはあなたの自由ですが、』 「たとえそれが本当でも、私は絶対にあなたを認めません。 あなたとお兄ちゃんを別れさせます」 451 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 23 05.28 ID RDMyGuJJ [8/10] 『……そうですか。どうやってです?』 「敵に手の内を晒す馬鹿がどこにいますか。 それくらい原生動物にも劣るご自分の頭でお考えください」 『面白い方ですね、穂乃美さん。 あなたとは良い友達になれそうです。 わたしが姿をあらわしてきちんと名乗る機会もそう遠くないでしょう。 そのときは、よろしくお願いします』 「それまでにお兄ちゃんと別れる台詞でも考えておいてください。 そっちから別れ話を切り出しても、私はお兄ちゃんをフッたなんて恨みませんよ」 『ふふっ、それでは、また』 プツッと通話は切られた。着信はたしかにお兄ちゃんのケータイからだった。 この学園内にいる誰かが、教室かどこかに置き忘れていたお兄ちゃんのケータイを使って、 (家の中でも至る所に置き忘れるのだ抜けている兄は) 監視をしていた私に宣戦布告をしてきた。Do I understand? 「お待たせ、穂乃美。……どうしたんだ? 何か険しい顔して」 私が予想外の出来事に思いを巡らし始めてようやく、 お兄ちゃんは長いトイレから戻ってきました。 ……何をしてたか聞くのはマナー違反ですね。 貞淑で物分りの良い妹である私はそんな質問はもちろんしません。 452 名前:あの中に一人、泥棒猫がいる![sage] 投稿日:2012/10/19(金) 19 25 50.02 ID RDMyGuJJ [9/10] 「えっ、あ、うん。なんでもないよ。お兄ちゃん。 そういえば朝、私がお兄ちゃんに送ったメールの返事、来てないなって」 「あれ、そうだったのか。……ん? ああ、思い出した。 昨日生徒会の仕事で学園に来たときに教室か生徒会室にケータイを忘れていたんだ。 今日それを取ってくるはずだったのに。それも忘れてたよ。ははっ、だめだな俺」 「あははっ。本当にお兄ちゃんったら、頭は良いのにそういうところが抜けてるよね」 笑顔をつくっても心は冷めてるのがわかる。 お兄ちゃんの前でこんな顔はしたくないのに。 でも今この瞬間もさっきの電話の女が監視しているかと思っただけで、 私は全身がこわばってしまう。 身体の奥底から言いようのない感情が湧き出してきて叫び出しそうになっている。 ……まだだ、暴れるのはまだまだ先だ。 まずは情報を収集しないといけない。分析に足る量を。 私の知らない1年間、この学園でお兄ちゃんがどんな生活をしてきたのかを。 どんな異性と関わりをもってきたのかを。 ……あーあ、お兄ちゃんとの学園イベントはかなり省略しないといけないよね。 この学園生活は純愛にしたいのだ。寝取られジャンルなんかに決してしてはならない。 「ねえ、お兄ちゃん……お兄ちゃんに、もしかしてもうかの……」 「ん? なんだ」 「……ううん、明日から、よろしくお願いします。いっぱい良い思い出、つくろうね」 「なんだよ、改まって……まあ、こっちもよろしくな。抜けてる兄だけど」 「うん!」 私は今できる最高の笑顔をお兄ちゃんに向けた。 そしてこれは、あの女に対しては宣戦布告のお返しなのだ。 真実と嘘、恋と憎悪が渦巻く学園生活が始まった。 (第1話 終わり)
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/771-775 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第034回 その後も二度ばかり身体に精液をかけ、それを全身に塗りこんでから挿入してやると、それだけで桐乃は歓喜の声を上げ、いつも以上に激しく果てた。どうも臭いに酔ったらしいが、俺は腰を振ってもいない。そのまま腰を動かして追加で二度ほど膣に射精してやる間、桐乃は獣のような叫びを上げ続け、何度も何度も絶頂を迎えた。 俺が並んで寝て身体を休ませていると、突然、桐乃は拘束を解いてくれと言い出した。トイレに行きたいとのことで、大便か小便か尋ねると、大の方だと言う。俺は自室のクローゼットから浣腸器とアナル用ローションを取り出して来て、浣腸器を桐乃に渡し、これで綺麗にして来いと告げた。終わった後には風呂場で尻穴を丹念に洗ってくるように、以後は俺と性交する時は常に準備しておけ、との指示もした。桐乃も何をされるのか判ったようで、恥ずかしそうに頷いた。 やがて戻ってきた桐乃をうつ伏せにして再び拘束し、尻穴と陰茎にローションを塗りつけると、俺は桐乃に挨拶をさせた。 「桐乃のケツオマンコの処女を奪ってください。勃起オチンポ入れて、好きなだけオチンポ汁出してください」 背中を見せて大の字になった桐乃の挨拶に、俺は深い満足感を得た。あの桐乃が、あの小生意気な桐乃が、と思うだけで陰茎は通常よりも硬くなり、俺はその先端を桐乃の菊門へと押し当てた。事前にたいした拡張をしていないので痛がるだろうが、なるべくゆっくりと優しく挿入してやろう。そう思ってはいたのだが、半分ほど入れたところできつく締め上げてくる腸壁の心地よさに我慢し切れず、つい残りを一気に根元まで突き入れてしまった。 「ひぐあへあああっ! 痛い、痛い、痛いよおおおっ! もっと優しくしてえええっ!」 「あ、悪い。ちょっと待ってろ、今、追加のローション垂らしてやるから」 「ひぎいいっ、もうダメだよぉ、もうダメえっ、抜いて抜いてえっ、オマンコでしてえっ」 そうは言われても腸内は膣とはまた違った感触で、俺としては止める気にはならない。ここは久し振りに説得が必要だろう。 「加奈子のケツ穴みてえにお前も道具で拡げるか? 俺のチンポよりバイブの方がいいか?」 「だって、だって痛いよおっ、痛くて耐えらんないよおっ、また今度にしようよおっ」 「じゃあ、そうすっか。初のアナルセックスはお前としたかったけど、加奈子でもいいや」 「ちょっ、ちょっと待って。兄貴、お尻ですんの初めてなの?」 残念そうに言った俺の言葉に、桐乃は素に戻って問いかけてきた。まだ痛むだろうに悲鳴も上げてこない。 「ああ、だからお前としたかったんだけどな。今度、加奈子とすっからいいよ」 「……判った、我慢する」 いつになく真剣な口調で桐乃が言った。加奈子への対抗心がそう言わせたのは明らかだ。 「いや、お前のケツが使いもんになんなくなったら可哀想だしな。いいよ」 「嫌! あたしとしてっ! 頑張るからこのまましてっ!」 怒鳴った桐乃の頭を撫でて宥めてやりながら、俺はローションの容器を手に取った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第035回 ある程度の性感を開発された身体は新たな行為を瞬く間に受け入れ、やがて未知の快感を覚え込み、更には貪欲にそれを欲するようになる。という話を以前どこかで聞いたことがある。現在の桐乃がそのいい例だ。数時間に及ぶ尻穴性交、計四回の腸内射精、絶え間なく続く乳房や淫裂への愛撫。途中から尻穴での絶頂を覚えた桐乃は、俺の動きに合わせ、拘束されている状態で懸命に腰を振ってくる。その姿はとても十四歳の少女とは思えないほどだ。自尊心も羞恥心もなく、言葉と髪は乱れ、自ら乳房をシーツに強く押し付けて擦り、濡れた秘所から溢れた愛液はシーツの上へ幾筋もの糸を引いている。 「へはあはあっ……ほ尻すごひぃ……んひゃへあっ……すご気持ちいひいぃ……あはひああっ……クセになっちゃうふぅ……はふへああっ……バカになっひゃうぅ……」 「もう全く痛くねえのか?」 「うひうへあっ……まじゃ痛ひいぃ……はうひうあっ……痛ひけど気持ちいひぃ……んはほああっ……痛ひのが気持ちいひいぃ……くふうはあっ……じぇんぶ気持ちいひいいっ……」 見ると、桐乃は瞳の焦点が合っておらず、口から涎を垂らし続けている。 「大丈夫か、お前? 少し休むか?」 「あひふはあっ……ひゃだひゃだあぁ……ひへうはあっ……このままひてぇ……はふくはあっ……このままじゅっとひててえっ……ふくひああっ……あひたもあはってもおっ……」 言葉の調子から察するに「このままずっとしてて、明日も明後日も」、と言っているらしい。無茶言うな、俺が死んでしまうわ。 「少し休んだら、またしてやるから、な? そろそろ飯でも喰おうぜ」 壁の時計を見ると、現在時刻は十六時三十八分。適当に休憩や仮眠を取ったとは言え、桐乃を拘束してから九回も射精しており、俺の身体も限界だ。だが、滑る腸壁の感触が心地よく、もう少しで射精できそうでもある。取り敢えず十回目の射精をしてから強引に休ませることにしよう。俺は腰の動きを加速させた。 「もう少しで出すから、そしたら終わりにすっからな」 「くひゃあへあっ……じゅっとひててえっ……んへあふはあっ……じゅっとひててよおっ……はうひうあはっ……ヒきそうなのおっ……あくひやああっ……またヒくヒっちゃふぅ……」 懇願するように喘ぎながら、桐乃は激しく上下に尻を振り回し始めた。そこだけ別の新種の生き物のようだ。行為を続けながら生物学名を考えていると、程なく陰茎に限界が来た。 「おら、これで終わりだぞ、と」 「ひゃうあへあはあっ……ほ尻熱へ気持ちいひいいっ……んごおあはあっ……イくヒくヒくイくうっ……ケチュホマっ……ン……コおっ……ケチュホマンコイっくうあへええええっ!」 桐乃は絶頂を迎えて全身をバタバタと暴れさせ、やがてピタリと静止させると、そのまま動かなくなった。以前の麻奈実の件もあり、俺は慌てて一物を引き抜くと、横に寄り添って表情を確かめた。幸せそうに薄目になって口元に笑みを浮かべているところを見ると、どうやら余韻に浸っているらしい。俺が安堵の溜息を吐くと同時に、桐乃の尻穴は安物の水鉄砲のように周囲に精液を撒き散らし始めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第036回 翌日の金曜日、学校から自宅へ帰ると、俺は自室のPCでネット検索を始めた。折角なので幼児体型の加奈子にランドセルでも買ってやろうかと思ったからだ。それを背負った裸の加奈子をどんな体位で犯そうかと考えていると、不意にチャイムの音がした。桐乃はモデルの仕事で帰宅は夜になるとのことで、家には俺は一人しかいない。俺は椅子から立ち上がり、渋々と玄関へと向かった。 玄関のドアを開けると、立っていたのは麻奈実だった。私服に着替え、肩に見慣れたトートバッグを掛けている。特に何かを約束した覚えはない。 「どした、急に?」 「また葛餅を作ってみたんだけど、きょうちゃん、食べるかなーって」 そう言って麻奈実はバッグの中からタッパーを取り出した。 「電話すりゃ、俺が喰いに行ったのに」 「そっか、そだよね。来ちゃって迷惑だった?」 「ま、いいや。入れよ。一緒に喰おうぜ」 そう言うと麻奈実は嬉しそうに玄関へと入り、「お邪魔しまーす」と言ってから靴を脱ぎ出した。それを背後から見ていた俺は、揺れる麻奈実の尻を見て悪戯を思いついた。そうか、葛餅か。 「きょうちゃん、どこで食べるの? リビング? きょうちゃんの部屋?」 「俺の部屋」 サンダルを脱いで家に入り、招くように麻奈実に手を振ると、俺は階段に足を掛けた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第037回 「んはあぁ……きょうちゃあん……ふうあぁ……気持ちいいよぉ……はふあぁ……」 全裸の俺に座位で膣を貫かれ、身体の隅々まで葛餅で撫で上げられ、同じく裸の麻奈実はベッドの上で自ら腰を振って喘ぎ声を上げ続けている。自作の滑らかな感触を存分に味わっているらしく、陰茎の根元まで粘度の高い愛液でびしょ濡れだ。全身を鈍く光らせ、だらしなく開いた口から舌を出している様は雨に打たれた犬のようにも見える。麻奈実は葛餅を作る際には生地に砂糖を入れないので、肌がべと付くこともない。 「葛餅には黒蜜だろうが。お前が粘っこい蜜を溢れさせてどうすんだよ。黒蜜出してみろ」 「くふあぁ……そんなの無理だよおぉ……ふはあぁ……葛餅気持ちいいぃ……」 「気持ちいいのは葛餅だけか? 何が気持ちいいのか言ってみろよ、おら」 「あふうあぁ……きょうちゃんのオチンポぉ……ひううあぁ……オチンポが気持ちいいのぉ……くふふあぁ……勃起オチンポが一番いいぃ……んうあふぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 麻奈実は腰を淫らに上下に振り上げて陶酔しきっている。この分ならまだまだ思い通りに出来そうだ。まあ、それはもう少し後のお楽しみといこう。 「今まで教えた言葉使って、自分の状態を言ってみろ」 「んくふあっ……勃起オチンポをオマンコで咥えてえっ……あふひはあっ……自分で腰を振ってるのおっ……くふんうあっ……オマンコ気持ちいい気持ちいいよおっ……ひあひうはあっ……きょうちゃんもうダメえぇ……はうふあはあっ……わたしきちゃう、きちゃうよおぉ……」 「もう少し我慢しろ」 「くふうはああっ……だってだってぇ……んくひあああっ……オマンコ溶けちゃううぅ……」 そう言いながら麻奈実は腰の動きをどんどん速めていく。桐乃ほど性交していないにも関わらず、一度覚えた快楽には逆らえないようだ。その痴態と柔らかく熱く蕩けた膣内の感触に、そろそろ俺の方も限界が近付いてきた。 「じゃあ出すから、挨拶」 「あうはああっ……麻奈実のオマンコにぃ……ひあひうはあっ……中出ししてくださいぃ……んああふはあっ……オチンポ汁でぇ……ふうあはああっ……オマンコ汚してくださいぃ……」 「今は駄目だ」 そう言って俺は麻奈実の身体を強引に引き剥がした。数枚のテッシュを手早く箱から抜き取って重ね、そこに手にしていた葛餅を置き、陰茎を自ら数回扱いて精液を振り掛ける。 「えっ、ええっ? なに? きょうちゃん?」 突然のことに麻奈実は目を丸くし、絶頂間近だった汁塗れの局部を隠そうともしないで問い掛けてきた。息が荒いものの、素の口調に戻っている。 「ほれ、喰え。白蜜かけてやったから」 俺の命令に麻奈実は珍しく首を横に振った。が、俺が睨むと恐る恐る葛餅へと手を伸ばし、やがてその一欠片を口中へと放り込んだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第038回 桐乃はモデル仲間の代役を引き受けることになったとのことで、土曜日も朝から仕事に出かけた。その仲間の名を聞いた時には多少驚いた。先日家に来たあやせのことだったからだ。桐乃はあやせの先輩に当たるとのことで、時々はこうして仕事上の面倒を見ているらしい。考えてみれば我が妹とは雰囲気が違うとは言え、あやせもかなりの美少女だ。モデルをやっていたとしてもおかしくはない。 桐乃が出かけてしばらくすると、家に加奈子がやってきた。桐乃は外出中だと言うと、既に本人から連絡を受け、夕方まで暇なので俺に会いに来てくれたとのことだった。家に上げて話を聞くと、夕方からは歌のレッスンの予約が入れてあると言う。加奈子はアイドル志望とのことで、ダンスや歌のレッスンを定期的に受けており、オーディションなどにも幾度か出ているらしい。そんな少女を自由に出来るのは正直に言って気分がいい。当然の如く俺は自室に連れ込んで即座に犯そうとしたが、加奈子はそれを拒んだ。一週間も調教していなかった為に以前の態度に戻ってしまったのかと思ったが、加奈子はあどけない口調でこう言ってきた。 「加奈子がお兄ちゃんに御奉仕してあげるの」 こんなことを言われたら、男としては奉仕をさせるしかない。俺は加奈子を裸に剥くと、自らも手早く服を脱ぎ捨ててベッドに腰掛け、まずは手コキから教え込むことにした。 だが、勃起した陰茎を握らせた途端、加奈子の態度が豹変した。 「いひ」 ニヤリと悪戯っぽい笑みを浮かべて俺を見上げると、加奈子は勝ち誇った口調で囁いた。 「加奈子から離れられなくしてやんよ」 もの凄く嫌な予感がしたが、加奈子は逃がしてくれそうになかった。
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363 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 07 25 ID Ax4jhXDi 珍しく机に向かって勉強していたら、部屋の扉がノックされた。 「お兄ちゃん、入ってもいい?」 いいぞ、と答えると、とっておきの悪戯をする直前のような笑みを浮かべて、妹の純子 が部屋に入ってきた。後ろ手に何かを隠している。純子は俺の眼前に立った。 「お兄ちゃん、プレゼントフォーユー!」 純子が綺麗にラッピングされた包みを両手で差し出してくる。俺は無言でそれを受け取 り、満面の笑みを浮かべた妹の顔をしげしげと見つめる。 「なんだこりゃ」 「だから、プレゼント」 「プレゼントって、なんかあったっけ?」 俺の記憶では、向こう一ヶ月ほど、俺がプレゼントを渡されるようなイベントは一つも ないはずだ。誕生日でもないし、バレンタインデーやらホワイトデーやらもとっくに終 わっているし。そう思っていると、純子は手で口許を隠し、少し頬を染めて意味ありげな 視線を送ってきた。 「ほら、来週わたしの誕生日だから」 「そりゃ知ってるが」 確かに、来週の日曜は純子の誕生日だ。そろそろ何をプレゼントするか考えておかない といけないな、と思っていたから、もちろん忘れてはいない。 「でもお前、それだったら逆だろ。お前はプレゼントされる側であって、する側じゃない」 「その辺はね、その包みの中を見てもらえれば分かるよ」 期待に輝く純子の瞳に後押しされるようにして、俺は出来る限り丁寧に包みを解く。中 から、綺麗に畳まれたセーターが出てきた。厚手の毛糸で編まれているらしく、いかにも 温かそうな一品だ。 「ごめんね、編むのに時間がかかっちゃって、ちょっと時期外れになっちゃったんだけど」 「それは別にいいけどさ。まだちょっと寒いし」 俺はセーターを広げて、上から下までじっくりと眺めた。 「なんでこれが、さっきの疑問の答えになるんだ?」 「うん、つまりね」 純子は少し俯き、もじもじと両手の指を絡ませながら恥ずかしそうに言う。 「わたしの誕生日にこれを着ててほしいなー、なんて」 「ああ、そういうことか」 「うん、そういうこと」 微笑む純子の前で、しかし俺は警戒を緩めずにセーターをチェックする。 (衣類だから、食い物とかよりはいくらか安全だろうが) 少なくとも媚薬とかの類は入っていないだろう。だがまだ安心は出来ない。俺が入念に セーターをチェックしていると、純子は悩ましげに太股の辺りを擦り合わせ始めた。 「やだお兄ちゃん、そんなに見られちゃ恥ずかしくてイッちゃうよ」 「イくな馬鹿。それで」 ついに脇腹の辺りから何か黒いものがはみ出しているのを発見した俺は、ある種の予感 を抱きながら純子に問いかけた。 「今回は、何を仕込んだんだ?」 「それはね、溢れ出さんばかりのお兄ちゃんへの愛情と欲情と」 笑顔で人差し指を立てる。 「わたしが昨日抜き取ったばかりの陰毛」 「返す」 純子の笑顔にセーターを押し付ける。 「ひどいよお兄ちゃん!」 「ひどいのはお前だ! 実の兄になんてもの着せようとしてんだお前は!?」 「一生懸命編んだのに!」 「普通に編むだけにしとけ。そして込めるのはせめて愛情だけにしてくれ」 「え、それは遠まわしなOKと受け取ってもいいの?」 馬鹿がまた調子に乗り始めた。かすかに息を弾ませ、濡れた瞳でこちらを見つめてくる。 俺は椅子に座ったまま後ろに下がろうとしたが、机があるので無理だった。そんな俺を見 て、純子はいやらしい笑みを浮かべながら、飛び掛る直前の熊のように両腕を上げる。頼 むから指をわきわきと蠢かせるのはやめてほしい。ついでに嫁入り前の娘だという自覚を 持ってほしい。 364 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 08 01 ID Ax4jhXDi 「落ち着け純子」 「わたしは極めて限りなく冷静だよお兄ちゃん」 「だったら今すぐ回れ右して俺の部屋から出て行ってくれ」 「ごめんもう辛抱たまんないッス自分」 「全然冷静じゃないし」 「お兄ちゃーん!」 純子がグッと膝を曲げる。飛びかかる予備動作だ。仕方がないので蹴って迎撃しようと 身構える俺の横で、唐突に部屋の窓が開いた。 「ハァイ、浩二! 元気ぃ?」 馬鹿に明るい能天気な声が響き渡る。ぎょっとして俺が横を見ると、開け放たれた窓か ら長い黒髪の美人さんが入ってきたところだった。隣の家に済んでいる香苗だ。 「って言うかお前、ここ二階で、しかも窓鍵かけてたはずなんだけど」 「開けた」 「どうやって……いや説明しなくてもいい、いろいろ怖いから」 「そう。ところで」 香苗はきょとんとした顔で首を傾げた。さらさら流れる黒髪が実に美しい。 「なんか、取り込み中だった?」 「その通りだよ糞アマァ!!」 憤怒の形相を浮かべた純子が、いつの間にか手に持っていた包丁を香苗に向かって突き 出した。いつものことながらどこに持っていたのかは分からない。香苗の方は特に慌てる こともなく、突き出された包丁の切っ先を二本の指でつかみ取った。苦笑気味にぺろっと 舌を出してみせる。 「あー、そうだったかー。ごめんね純ちゃん」 「謝るんならさっさと出てけ! っつーかどこから入ってきてんだテメー、窓からお兄 ちゃんの部屋に侵入していいのはわたしだけなんだよ!」 「お前にそんな許可をやった覚えはない!」 俺の突っ込みはいつものことながら無視される。香苗は「んー」と唇に人差し指を当て て、思い出すように呟いた。 「でもさー、隣の家に住んでる幼馴染って、窓から入ってくるものじゃない?」 「どこの世界の常識だそれは」 呆れる俺の前で、純子が獰猛な唸り声を上げた。 「非常識なビッチだぜ! 大体テメー、お兄ちゃんの部屋に窓から入ってきて何をするつ もりなんだよ、えぇ?」 「それはもちろん」 香苗は空いている手を頬に添えて、恥ずかしげに身をくねらせた。 「朝起こしてあげたりとか、添い寝してあげたりとか、元気だったら沈めるために○×△」 「変態、変態がいるよお兄ちゃん!」 「どの口が言ってんだ馬鹿」 俺は少々動揺しながらおざなりに突っ込みをいれた。怒る純子の向こうから、どことな く切ない視線を送ってくる香苗を見ていると、なんだか胸がドキドキしてしまう。 「あー、お兄ちゃんが興奮してる!」 「してねえよ馬鹿!」 「やだもう浩二ったら、頼めばいつでもしてあげるよ? 一回一万円で」 「金取るのかよ!? しかも高ぇよ!」 「風俗よりは安いよ」 「なんでそれをお前が知っているんだと小一時間問い詰めたい」 屈託のない笑みを浮かべる香苗に溜息をつく俺の前で、突然純子が馬鹿笑いを上げた。 「ついに馬脚を表したねこの泥棒猫! ほーらお兄ちゃん、この女に愛情なんて欠片もな いんだよ! お兄ちゃんの体が目当てだったんだよ!」 「日常的に繰り広げられているお前の変態的行為と、どこがどう違うんだか聞いてみたい んだが」 「やだなあお兄ちゃんったら、わたしはちゃんと、お兄ちゃんの心も堕としたいと思って るんだよ? 金目当てとか、そういう不純な動機じゃないの! 愛なのよこれは!」 「それは愛じゃなくて欲望というんだ」 「愛と肉欲の日々!」 「黙れ馬鹿」 いい加減頭が痛くなってきたので、俺はこの馬鹿なやり取りをにこにこと機嫌良さそう に見守っている香苗に、手短に頼んだ。 「そろそろ黙らせてくれ」 「りょうかーい」 365 俺と香苗とキモウトのバースデイ sage 2008/03/23(日) 03 08 45 ID Ax4jhXDi 目視できないほどの速さで香苗が動く……と思ったときには、既に彼女の細い腕が純子 を締め落としているところだった。どことなく恍惚とした表情で、純子が難なく気を失う。 「最近落ちやすくなってきたねー純ちゃん」 「そりゃ、ほぼ毎日似たようなことを繰り返してりゃあな」 ぼやく俺の前で、香苗はそっと純子の体を抱え上げて、傍らのベッドに移した。 「んふ。お兄ちゃんの臭い……」 気絶状態だというのに寝言を言いながら、純子が涎を垂らして俺の枕に顔を埋める。後 で枕カバーを変えなくちゃならん、と心に決めながら、俺は香苗に向かって片手を上げた。 「いつものことながらすまんな」 「別にいいよ? わたしも楽しんでやってるんだし」 純子が編んだセーターを手に取りつつ、香苗がベッドの縁に腰掛ける。それから、わず かに咎めるような、困ったような顔でこちらを見た。 「でも、女の子のお腹を蹴ろうとするのはよくないと思うな」 「なんだ、見てたのかよ」 「見てたからあのタイミングで入ってきたの。あのままじゃ純ちゃん確実に飛び掛かって、 浩二に空中でお腹蹴られてたと思うし」 「まあ、あの場合はそうでもしないとこの馬鹿を引き離せそうになかったからな。ああで も、一応言っておくと手加減はする気だった……って言い訳にならんか」 溜息をつく俺の前で、香苗はくすくすとおかしそうに笑った。 「優しいねえ。わたしもね、浩二のそういうところ好きよ」 「やめろよ、照れるだろ」 おそらく赤くなっているであろう俺の顔を、香苗は見ていなかった。手に持ったセー ターの表面から、凄まじい速さで何かを抜き取っている。その作業は数秒後に終わった。 「でーきたっと。はい、どうぞ浩二」 片手で俺にセーターを差し出してくる。もう片方の手は、何かを隠すように握り締めら れていた。俺はセーターを受け取りながら問いかける。 「何本ぐらい入ってた?」 「んーと、100本超えてたかなー」 「そんなにか!?」 「かなり念入りに隠されてたからねー。一本見つけられたのは運が良かったんじゃない? 今回はずいぶん張り切ったね、純ちゃん。多分今つるつるなんじゃないかな」 「やめてくれ、つい想像しそうになっちまう」 げんなりしつつ、俺はセーターを受け取った。陰毛が抜き取られた今なら、まあある程 度は着るのに抵抗がなくなったといえる。 無言で立ち上がり、押入れを引きあけて、布団の奥に隠されたカラーボックスを取り出 す。蓋を開けると、中には種類様々な品々がきちんと整理されてしまわれていた。本当に いろいろなものがある。人形やら絵やら小瓶に入った謎の液体やら。その中に、丁寧に畳 んだセーターを押し込む俺を見て、香苗が楽しそうに笑った。 「純ちゃんからのプレゼント、ずいぶんたまってきたねえ」 「ああ。ったく、参るよな。飾っとくとこの馬鹿が調子に乗るし、だからって捨てるのも 忍びないし」 「やっぱり」 「あん?」 何か含みのある声に振り向くと、香苗は機嫌良さそうに微笑んでこちらを見つめていた。 「浩二ってさ、あれだよね。ツンデレってやつ」 「なに馬鹿なこと言ってんだ、ったく」 俺はまた押入れの方を向いて、カラーボックスを布団の奥に押し込んだ。多分、またも 赤くなっているであろう顔を香苗に見られるのは、なんとなく癪だった。 ちなみに一週間後の誕生日、俺はあのセーターを着て純子の誕生日を祝ってやった。 陰毛を抜き取ったことは説明してあったが、それでも妹は幸せそうだったので、まあ結 果オーライといえるだろう。 その夜、「誕生日にお兄ちゃんの精液ちょうだーい!」だのと言って部屋に侵入してき た純子が、たまたま天井裏に潜んでいた香苗にいつも通り撃退されたのは言うまでもない。